開発経済学とその他応用分野を学ぶ院生

人間万事塞翁が馬を大切にしている応用経済学徒. 2020年4月から開発・計量・プログラミング関連の記事を書きます.

博士課程進学と同時にコロナウイルスの影響に遭う

今月、4月1日から、博士後期課程の学生となった。
 
明日から緊急事態宣言が出されると言われている。私の住む地域・大学のある場所は指定される都道府県にある。すでに早稲田や慶應は学校閉鎖をするという報告をしている。弊学はどうなるか分からないが、緊急事態宣言が学校閉鎖の決め手となるのは間違いないだろう。
 
感染拡大によって亡くなられた方々、苦しんでいる方々が世界にはたくさんいて、日本そして全世界への経済的ダメージは計り知れないものになると思われる。
 
しかし、正直なところ自分とその周りの心配しか出来ていないし、考えることが出来ない。公共交通機関の利用は避け(幸い、下宿から大学にはこれらを利用せずに通学できる)、実家には絶対帰らず、とにかく自分の大切なひとに感染してもらいたくないという思いが強い。そして、自分自身の将来についてもすでに不安が押し寄せてきている。
就職氷河期が来るかもしれない。リーマンショックのときのアカデミア就職は難しかったと聞いた。海外PhD勢が揃って帰国するのである。すでに欧米の多くの大学が今年の採用を見送るとしている。ジョブマーケットに出ない(出れない)学生が続出しているのだ。  
私の世代は、修士課程を2020年に修了する。20卒の就活をするわけだ。この年は学部卒業の18年も学生有利の就職状況だと言われていた。正直、「俺、就職した方がよかったんじゃね?後々後悔するやつじゃね?」と思い出してきた。
 
欧米・欧州への留学も、非常に厳しい状況となっている。今後の状況および対応は想像できないが、日本の大学に所属したまま、海外留学はできなくなりそうだ。
 
ただでさえ博士課程はメンタル地獄なのに、スタートからこれは厳しい。いくら遠隔指導が受けれても、大学閉鎖が続くと、研究どころではなくなってしまうのではないか。
 
とりあえず、2年くらい放置していたLinkedinを更新しようと思う。

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