開発経済学とその他応用分野を学ぶ院生

人間万事塞翁が馬を大切にしている応用経済学徒. 2020年4月から開発・計量・プログラミング関連の記事を書きます.

統計学・計量経済学

エコノメをかじり出した文系学生が計量・統計のテキストを読み進めていく順番(改'22)

2018年に「エコノメをかじり出した文系学生が計量・統計のテキストを読み進めていく順番」という記事を書いて、何度かPVが爆増したことがありました。当時は入門については一通り勉強を終えていて、中級〜上級レベルの勉強・講義の橋渡しに向いている本を探…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(4章-1) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(3章-3) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(3章-2) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(3章-1) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(2章-3) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(2章-2) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

応用経済学(特に開発経済学周辺)分野での衛星画像データの利用について:院生によるまとめ

Last Updated: July 25, 2020 はじめに 2000年前後、特に2005年〜2010年ごろから衛星画像データを用いた実証分析が盛んになっている。これらのデータを研究に用いたいと考えている若手の研究者、大学院生も多いと思う。筆者もその1人である。筆者によるguess…

開発経済学の研究テーマの見つけ方:実証ミクロ計量関連記事(3)

まずは過去の記事の紹介。 開発・実証(ミクロ)経済学の論文でbalance testは見せるべきか:実証ミクロ計量関連記事(1) Placebo Analyses・Falsification Testsについて:実証ミクロ計量関連記事(2) (実践可能な)研究テーマの見つけ方 卒業論文や修士論文の…

Placebo Analyses・Falsification Testsについて:実証ミクロ計量関連記事(2)

緊急事態宣言が発令され、大学が閉鎖された。当然、研究科棟・研究室へも入ることができない。私は人生を緊急辞退したいと思う。 ... 実証ミクロ計量関連記事(1)はこちら 本題・使い方と解釈について 実証論文を読んでいると、Placebo AnalysesやFalsificati…

開発・実証(ミクロ)経済学の論文でbalance testは見せるべきか:実証ミクロ計量関連記事(1)

KEYWORDS: RCT, ランダム化比較試験, バランステスト, balance test, balancing test いつまで続くか分からないが、なんとなく読者を増やしたくなったため(お金が欲しくなったため)、ニッチなテーマであるかもしれないが、専門的なことも書いていこうと思…

RでStataと同じクラスターロバスト標準誤差を取り扱う

RでStataと同じ様にクラスターロバスト標準誤差を取り扱うには 以前、計量経済学の実証コースで、「実証論文を1本選んで自分でデータを取ってきてReplicateせよ(論文と同じ分析結果を得よ)」という課題があり、この課題で苦労したクラスターロバスト標準誤…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(2章-1) Rコード

これまでの章の解答はこちら 章末問題解答(1章-1)と(1章-2)のRコードの記事はこちらこちら(1章-1)(1章-2)から確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(1章-2) Rコード

章末問題解答(1章-1) Rコードの記事はこちらこちらから確認できます。 はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) Rを使った統計学の日本語のテキストとして非常に定評のある社会科学のためのデータ分析入門の章末問題の…

社会科学のためのデータ分析入門 章末問題解答(1章-1) Rコード

はじめに (Textbook Solution: Quantitative Social Science: An Introduction ) 私は学部のエコノメの授業でRを触った程度で、修士に入ってから本格的に(自分で)Rについて学ぼうと思い、日本語のテキストとして近年定評のある社会科学のためのデータ分析…

エコノメをかじり出した文系学生が計量・統計のテキストを読み進めていく順番

【2020年1月1日追記】昨年12月14日にこの記事がTwitterでプチバズりしていて、そのお陰でその日は1600PVを記録していました。少し古い記事でもあるため、記事をアップデートさせていただきます。 このブログは学部生の人によく読んで貰っているみたいなので…

統計学(モデリング)・データサイエンス系の一般本

春休みに読んでいた本で、まだ読み終わっていない本... 半分くらいまでしか読めていないのですが、結構面白いのでシェアします。 今の状況だとなかなか読み終われそうにありませんがww 数学者の方が書かれた本なのですが、結構面白いです。 副題にある通り、…

モンティ・ホール問題

大学院ネタとは関係ありませんが、春休みに勉強していた確率論(URL)のテキストの付録に書いていたモンティ・ホール問題がとても上手く説明されていて面白かったのを思い出して、シェア。 モンティ・ホールはクイズ番組の司会者の名前です。 ベイズの定理の…

学部レベルのミクロ・マクロ経済学と統計・計量のテキストの紹介

色々と経済学の本を紹介している記事を書いてきていますが、 ここでは、教科書と一般書の両方を言葉をeconomize(節約)して紹介します。 計量と統計のテキストをまとめた記事がこちらです。 ぜひこちらも読んで下さい。 www.econ-stat-grad.com ミクロ経済…

今後10年で最もセクシーな職業(by ハル・ヴァリアン)

10年近く前ですが、当時UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)の教授、Googleのチーフエコノミストであったハル・ヴァリアン博士は、2009年にある論文誌へ以下のコメントを寄せています。 I keep saying the sexy job in the next ten years will b…

初めて統計学を学ぶときにオススメのテキスト

「高校で学んだ数学なんて完全に忘れた」 「数学全然得意でない」 に該当するレベルから統計学を勉強始めるには マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる~く解説 (サイエンス・アイ新書) これ1冊で十分です(言い切ってしまいます)。 この本は入門レベルの…

一番新しい統計学の一般書(統計学が最強の学問である[数学編])

昨年末、新たに「統計学が最強の学問である」シリーズに [数学編] が登場しました。 統計学が最強の学問である[数学編]――データ分析と機械学習のための新しい教科書 この情報が私に入ってきたのは運よく発売前でしたので、予約購入してしまいました。 今一番…

計量経済学の一般書

計量経済学を教科書の難しい統計的表現を避け、とてもわかりやすくわかりやすく 紹介してくれている本が、最近流行りの だと思います。 計量の手法などについて、応用までをカバーしていて、しかも言葉で語ってくれているのが 上の2冊は、計量を初めて勉強す…