開発経済学とその他応用分野を学ぶ院生

人間万事塞翁が馬を大切にしている応用経済学徒. 2020年4月から開発・計量・プログラミング関連の記事を書きます.

入門の入門レベルから英語を勉強する人必読!「中・高6年分の英単語Roots」

入門の入門レベルから英語をする人、英語の基礎に自信がない人にオススメの1冊を紹介します。

効率よく単語を覚えたい、と思っている人は最後まで読んで下さい。

 

紹介する本はこちら

 

 

 

 

なぜ単語学習をするのか

英語を勉強する上で、非常に面倒くさくてスキップしたいが、文法と並んで最も重要で基礎となるのが単語です。

ポジティブに捉えると抽象的ですが、ある程度の単語力と文法ができていれば、専門の学術誌/書とか難しい文章でない限り読んで8割くらい理解することができます。

 

などと色々話すより、皆さん自身も単語力向上の重要性にはお気付きであると思います。

 

私の単語勉強方で後悔したこと

英語学習が好きで、単語帳も楽しんで勉強できる人はいいと思うのですが、私自身そういうタイプではなかったので嫌々ながらも単語帳をガリガリやっていました。

大学3回生になる春休みにはTOEFLの単語帳(TOEFLテスト英単語3800)を1日8〜10時間くらいやっていました。これは3週間くらい続けて、その後IELTSを受けることになったのでIELTSの単語帳(実践IELTS英単語3500)を(たしか)3回生の5月くらいから開始しました。どっちも15〜20周くらいやった気がします。どちらの単語帳も避けては通れないものだったのですが、後から考えるといくつか非効率で時間と体力を浪費したなと思うことがあります。

 

それは、単語の性質について大雑把にでも知っておけばよかったということ。

  

単語の性質とは何か

私は英語が話せるようになるため、使えるようにするため、後は留学のために勉強している(というよりしていた)のためにしているだけであって、言語学的なものには全然詳しくないのですが、日本語の感じにも成り立ちの意味があるように、英単語にもその成り立ち、言わばRoots/ルーツがあります。

日本語では「人」や「田」みたいな画数の少ないシンプルなものから、「愛」など画数の多いものまであります。大抵画数の多い漢字は色々なもの(漢字)の組み合わせが多いですが、英単語も似たようなものではないのか、と私は勝手に解釈しています。

例えば、

interruption(名詞:停止、中断)という単語は、

inter(2つの間で)+ rupt(壊れる)という風に構成されています。

引用(中・高6年分の英単語Roots, p166)

 

出来れば効率よく単語を覚えたい

これは誰もが思うことです。そのためには、勉強法を変えたりすることも必要かもしれませんが、基礎を学び始める前に、上で書いている性質を勉強する、覚えておくことは今後勉強する上で効率性の観点からみて非常に有効な手段であると思います。

 

これらのことを全てカバーしてくれる本がこちらになります。

 

 

先の引用例は本の一部で、接頭語や接尾語から単語を分解して単語を見ていくのがこの本の特徴です。そうです、この本は読み物ではなくて、図鑑百科事典のようにパラパラとめくって楽しむことができます。

接頭語とは、例えば bi のようなもので、これには「2」という意味があります。

bicycle(自転車)、bilingual(バイリンガル)、bisexual(バイセクシャル

みたいなものです。

 

私が犯したミス

私がやらかしたと後から思ったのが、性質的なものを一切気にせずに、ガテン系みたいに単語帳の回転に重点をおいて取り組んでいたことです。高校まで体育会で育った垢が抜けていなかったのでしょうか。とりあえずやる、ことが得意でもあるので仕方がないですが。

 

最後に(この本を有効に使おう)

この本に書いてあること全てを暗記出来ればもちろんいいと思いますが、

暗記しようとする必要はないと思います。

むしろ、先に書いたようにパラパラと読んで、「なるほど、pens は費やすという意味だから expensive や pension という単語の意味は高価や年金という意味なのか〜」くらいで進めばいいと思います。そして、単語帳を進めると同時に、もしくは他の学習をしているときに再び目を通して見ると、「この前覚えた単語のルーツ/語源はこれだったのか」という風に後から効果でもこの本の価値を生み出せるかと思います。

 

 単語についての他の記事はこちら 

econgrad.hatenablog.com