開発経済学とその他応用分野を学ぶ院生

人間万事塞翁が馬を大切にしている応用経済学徒. 2020年4月から開発・計量・プログラミング関連の記事を書きます.

単語の重要性★★★★★ IELTSを受験するなら必ずやるべき1冊の単語帳

IELTS含め、TOEFLTOEIC、英検などの英語テストの対策を始める前に必ず必要なもの、正確には、過去問など実践問題に取り組む前に大切なのは、単語帳を使って単語力の強化を行うことです。

テスト直前(例えば1ヶ月前)などに勉強を始めた方は、単語と平行してやるか、もしくは即実践問題に取りかからないといけないと思いますが。

本記事では、テストを受ける上でなぜ単語帳が大切なのかと、
単語の私も使用した、IELTSを受けるときに必要な単語帳の紹介をします。

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単語帳で単語力をつけることの重要な3つのポイント

なぜ勉強を初めるときや、過去問に取り組む前に単語帳で単語力をつけることが重要であるのか?
その3つのポイントは、

  1. 勉強の効率性が上がる
  2. 発音も一緒に学べる
  3. 目指すスコア毎に覚えるべき単語がわかる

であると思っています。

『勉強の効率性が上がる』とは?

これがイチバンの重要なポイントです。少し内容は長くなります。

例えばReading問題を解いて、わからない単語をいちいち調べるのは、パッセージの長さにもよりますが、時間がかかり面倒くさい作業です。IELTS Readingなんて長いので骨が折れる作業です。この作業はとても大切ですが(IELTS Reading編で触れます)。

先に単語帳で単語だけを大量に覚えておくと、分からない単語が少なくなり、それは本文を読んだときの理解を深めることに繋がります。

また、分からなかった単語を辞書で調べるのにかかる時間を大幅に減らせます。問題を解いた後には、パッセージの中から分からない単語・文法を洗い出しますが、単語力が先についているとこれがかなり効率的です。というのも、勉強をする上で解いていくパッセージはだいぶ多いと思います。

単語力がないまま、毎回パッセージを読んで大量の知らない単語をいちいち調べてたら日が暮れます。

また、類義語と例文があること。効率性とは直結しないかもしれませんがこれも重要。

単語を勉強するのと同時に、横に書かれている類義語にも目を通すといいでしょう。 類義語の暗記にまで努める必要はないかと思いますが、どんなものが類義語か知れますし、それが知っている単語なら記憶も助長されるでしょう。 Macユーザーなら内臓の辞書で解決できますが、単語帳に例文があるで、どのように文章で使われるのかを学べます。

 

発音も一緒に学んでしまおう

発音記号が書かれているのが、単語帳の長所の1つでもあります。図書館など声を出せない場所で勉強している場合でも、発音記号をみて頭の中で発音しましょう。発音記号自体を知っておく必要があります。一番最悪だと思うのが、アルファベット読みで覚えるケース。リスニングに対応不可の脳みそになるので要注意。

(e.g. capability → カパビリティーのように。まだこれはましかな...)

 

目指すスコア毎に覚えるべき単語がわかる

特定のテスト対策用に作られた単語帳を使用すると、目指しているスコアに応じて(ある程度)知るべき単語がわかることができます。

もちろん、英語力の向上を目指すのなら、全ての単語を覚えたいところですが、とてもじゃないですが厳しいですよね。学生の方は、自分の専門の学習もありますし、社会人の方は仕事と平行して勉強しなければいけないので、全てのフリーの時間を英語学習に割くのは相当な体力と気持ちが必要だと思います。

テスト対策用に作られた単語帳には、「7.0のスコアを目標とするのなら、このレベルは覚えましょう」みたいなのがあります。参考程度にしかなりませんが、大体の単語の難易度を知ることができます。

例えばIELTS 6.0を目指す人が、単語帳の中で1番難易度の高いスコア7.5以上に分類されている章をマスターする必要があるかと考えると、必ずしもそうではない気がします。単語を知っているほど得点アップに近くのは確かですが、そこに莫大の時間を投入するなら、やったとしても6.5か7.0程度の単語まで頑張って覚え、あとは実践対策とする方がいい選択なような気がします。

 

IELTSを受けるならやるべき単語帳は1冊のみ

IELTSを受ける人なら、こちらの単語帳、IELTS3500一択で間違いないでしょう。 実践IELTS英単語3500

この単語帳をやりこむが吉です。

TOEFL ITPを受けていたときに、春休み毎日連続で1日10時間くらい投入してTOEFL3800をやり込んでましたが、IELTSを受けるならこの3500十分だと断言できます。理由は、TOEFLほど難易度が高すぎる(これまで見たことがない)単語がIELTSではほとんど出ないことと、それらの数少ない難しすぎる単語を知らなくても問題を解く上でそこまで支障をきたさないからです。
これはもちろん、英語能力の向上を目指す上で覚えなくていい単語はないと思っていますが、あくまでテストで(出来るだけ最短で)目標点に達することを考えた場合の方法であります。

TOEFL3800 は間違いなくいい単語帳ですが、後半になるにつれ単語が難しくなりすぎますし、一生お目にかかれなさそうな単語達がたくさんいます。

やはりこれはIELTSの目標達成の最適解ではないでしょう。

 

長くなりましたが、参考までに最後に私が去年使ってたIELTS3500の現状をUPします。

私的には、この程度やるとほぼ覚えることができました。

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最後に

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こちらが紹介した単語帳↓

こちらがIELTS関連の紹介した記事↓
econgrad.hatenablog.com econgrad.hatenablog.com